その英語、なぁ~んか変だよ

2013年初頭、Amebaブログに衝動的に掲載した記事に、Facebookでも意外な反響をいただいた

「なぁ~んか変だよ」

 

ブログじゃなくてサイトで展開します!

 

「不定期更新」でも「中身は鋭く!」を目指して♪

 

ご意見、ご感想、はたまた「これってどう?」といった

ご質問もどしどしお寄せください♪♪♪

  

 

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「その英語、なぁ~んか変だよ」-10th-

 

ですから!

 

ず~っと気になっていて(それこそ子供のころから気になっていて)

何故かここに書くことに気づかなかったネタです。

 

バッですから!

 

ショッピングでもトートでもハンドでもスクールでもピアノでもぐりぐらでも…

BAGですから!
"G"ですから!
バックは、雄鹿(buck)または背中や背面や後ろ(back)ですから!

インスタントの紅茶は"ク"で言わないでしょ!

違うものになっちゃうでしょ!

 

ですから!

 

 

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「その英語、なぁ~んか変だよ」-9th-

 

1年ぶり、2年ぶりときて、とうとう3年ぶりになっちゃいました! (じゃあ次は…

気を取り直して、最近気になっている言葉。

 

「ジャンキー」

 

「ジャンクフード」という言葉はすっかり定着しました。ここではあえてその意味を云々はしませんが、ま、栄養より満足といった食べ物ですよね、私も大好きです♪

そんなジャンクフードっぽい、一見、レストランで供されるというよりファーストフードでぱっと出される、そんな感じの料理を称して「ジャンキー」

よく耳にするようになりましたが、これも誤用も誤用、もはや造語に近い。

 

"Junkie" "Junky" スペリングはどちらも用いられますが、これは基本「麻薬やマリファナの中毒者」を意味する言葉で、その中毒であることから転じて「病的な愛好者」いわゆる「~気違い」といった、どちらかと言えば変わった人に対するやや侮蔑的な表現なんです。

"book junkie"といえば本の虫、"football junkie"はフットボール狂と、必ずしも蔑んでいるいるわけでもないとはいえ、「何かに取りつかれている人、熱狂的になっている人」を意味するので、「食べ物」がjunkieには決してなりません。

 

テレビ番組のコメントで耳にすることが多いことが嘆かわしい…

 

 

 


 

「その英語、なぁ~んか変だよ」-8th-

 

2年ぶりになっちゃいました!

継続は力なり! 実践しなくちゃ^^;と思う今日、気になった言葉。

 

「ハンバーグ」と「ハンバーガー」

 

実はずっとずっと気になってたんですけど…

だいぶ前のことですが、日本人の芸人さんがアメリカ人相手に

ハンバーガーじゃなくてハンバーグ!

と一生懸命だったことがあります。

 

アメリカ人にとっては「???

 

だって、アメリカ人に限らず、ハンバーグ(Hamburg)はドイツの「ハンブルグ」という町の名前。 その昔、ハンブルグで労働者向けに提供されていた、合挽肉をステーキのように焼いた、「タルタルステーキ」がいつしかハンブルグ風ステーキ、つまり"Hamburger steak"と呼ばれるようになったものが、いまや日本でハンバーグと呼ばれている物なんです。

 

ハンバーガーはもともとは ”Hamburger steak sandwich"

そう、ハンブルグ風ステーキのサンドイッチなんです。

 

書いてたらお腹すいてきちゃった…

ハンバーグください!

 

 

 


 

「その英語、なぁ~んか変だよ」-7th-

 

1年ぶりになっちゃいました!

ネタをいくつかまとめてから…なんて思ってるといつまでたっても書けませんね^^;

そんな今日、気になった言葉。

 

「ゲージ」

 

リスザルはとても寂しがり屋だそうで、一人になると泣きまくるとか。飼い主さんは外出の際、「ゲージに袋をかけて出かける」そうなんです…

 

ん? "ゲージ"?

 

ゲージとは、測定や寸法の基準とか計測するとか秤や目盛といった意味の言葉です。

gaugeと綴ります。gで始まるでしょ?

 

動物を入れるのは「ケージ」正しくは「ケイジcageですよ!

cで始まる言葉で、俳優のニコラスと発音もスペリングも一緒。

 

TVに出る人くらいはしっかり認識していただきたいもんです(笑)

 

(画像はwww.heahea.orgさんから拝借しました)

 

 

 

 


 

「その英語、なぁ~んか変だよ」- 6th -

 

仕事柄、TVやネット、看板、トラックのロゴなどなど…

どうしても気になっちゃうんです^^

 

最近は正しいものが増えてきましたが、たとえば

「シュミレーション」

いまだにTVのアナウンサーやコメンテイターの方々が口にするのを聞くと気になっちゃうんです。

綴りは "simulation" なんです。

そう「シミュレーション

 

靴の先やつま先のことを "toe" と言います。

これを「トゥ」と、ウを小さめに書いて "two" "to" と同様に発音する方が多いんですが

発音記号では " tóʊ"と表して「トウ」と言います。

カタカナの大きさはトもウも一緒なんです。

バレー(踊りのほうね)で履く靴のことを「トゥシューズ」って言いますか???

私は小さいころから「トウシューズ」のほうが耳馴れてるんだけどなぁ

 

パスタ、好きな方多いですよね♪ 私も大好きです。

で、先日、ある番組で紹介されたイタリアン・レストランのオーナーさん…

「フィットチーネ」をご紹介になってました。

平たいパスタのことなんでしょうけど、これの綴りは "fettucine"。

イタリア語やスペイン語は日本語におけるローマ字の発音でOKなものが多いんです。

そう、だから:

フェットゥチーネ

その道のプロなら、ちゃんとした発音も学ばなきゃ!

 

「ヘッドバンキング」って、ヘビメタやハードロックが大好物!!っていう方じゃなくても耳にしたことがあるのでは?

バンキングって "banking" ?  銀行業ですか?

綴りは "head banging" で、"bang" は「ドンドン叩く」「ズドンと撃つ」「ドアをバタンと閉める」「大きな音を出す」なんていう、刺激や興奮を伴う動作を表す言葉。

「頭をガンガン揺する」のがヘビメタ・ファンのノリの表現なんですね。

ヘッドバンギング」ですよ♪

 

日本なんだからさ、という方もいらっしゃるでしょう。

でも扱っているものが海外の文化に端を発するなら、正しくやりましょ♪

 

 


 

「その英語、なぁ~んか変だよ」- 5th -

 

3th...  ???

 

序数の表記に間違いを多く見受けます。

序数というのは、1番目、2番目… というように物事の順番を表すものですね。

 

英語では、first, second, thirdで始まり、表記として;1st, 2nd, 3rdというようにアラビア数字+語尾のアルファベット2文字で書くことが多いですが、4番目fourth以降は;4th, 5th, 6th... のようにアラビア数字+"th"で表します。

 

そうです。

1,2,3のみ、語尾が違うから、アルファベット2文字も違うんです。

ここに間違いが多いんです!

 

序数が、1番目も2番目も3番目も「すべてthをつけて表記」されていることがよくあります。

よぉ~~くあります。

 

細かいことですが、やはり「間違いは間違い」

せっかく英語を使ってカッコよくデザインされたポスターや立て看板でも、こういう間違いがあると残念になっちゃいます^^;

 

ただしく、カッコ良くやりましょ!!

 

(アルファベットで表す場合、元の数字の綴りが序数では変わるものもありますが、ここでは全部は書きません… 失敬!)

 

 

 


 

「その英語、なぁ~んか変だよ」 - 4th -

 

Welcome home.

 

これは「お帰りなさい」です。

 

実は、ジョンソン・エンド・ジョンソンの消臭スプレー"Glade"の新製品のCMが気になってるんです。

CMをご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、日本人女性が

 "Welcome home!"

と明るく発しながら外国人の女性親子をお迎えする...

 

どうみても「お迎え」してるんです。

「おかえりなさい」と自分の家族・親族の帰宅を喜んでいるようには見えない...

"Welcome home." は「お帰りなさい」なんです^^

 

お客さんをお迎え、そんなときは:

 "Welcome to my home! / Welcome to our home!"

 こそが「我が家へようこそ!

*home=houseでも可とします)

 

ちょっとした言葉の入れ違いや過不足で意味が変わりますよ~ という参考に

 

 


 

「その英語、なぁ~んか変だよ」-3rd-

 

なかなか更新できてませんが… (汗)

 

今日(2014/02/04)、あるクーポンサイトからのメールに;

フィッシュアンドチップ

というのを見かけました。

 

「ん? 有名なイギリスの食べ物じゃないの?? これがネタ???」と思った方…

 

大事なポイントをお忘れにならないよう。

 

英語では,"Fish and chips"

そう、チップ””なんですよ♪

 

日本語には基本的に複数形がないからこういうミスはよく見聞きします。

レッスンでも、なぜか複数形の”s”を発音せずにリピートする方がちょいちょいいらっしゃいますが、これはいつも口を酸っぱくして注意しちゃいます(笑)

 

語尾の”s”は、この例のように「複数形」であったり、また、三人称単数現在形(三単現のsですね)を表しますので、意味がちゃんとあるんです。

 

”t”や”d”などは、跳ねる感じ(小さな”ッ”)や口ごもるような感じに発音が省略されたりしますが、”s”は意味がありますから、はっきり発音で残しましょう♪

 

 

 


 

「その英語、なぁ~んか変だよ」 -2nd –

 

クリスマス直前となりました!

 

来春終了が決まった某民間放送局のチョ~長寿番組。

恒例の年末特大号、今年は「ラストクリスマス」と題していますね。

で、番宣のBGMに、「これしかないじゃん♪」とばかりに流れる、やはり「この時期これしかないじゃん♪」的なWham!のヒット曲

♪”Last Christmas"♪

 

もっともよく流れるサビの部分を見てみましょ:

 

Last Christmas
I gave you my heart
But the very next day you gave it away
This year
To save me from tears
I'll give it to someone special

 

 去年のクリスマス

 君に僕の心をプレゼントしたよね

 でも君は次の日には捨てちゃった

 今年は

 もう泣くのはごめんだから

 特別な人にあげるんだ

 

ま、長々と歌詞を訳すまでもないことなんですが^^

"Last Christmas"には二通りの意味があって特大号では「最後のクリスマス」ですね

でも、BGMでは「去年のクリスマス」…

 

なぁ~んか変…   

 

とはいえ、クリスマス直前です♪

家族や最愛の人、仲の良い友達と楽しく過ごし、元気にすばらしいお正月を迎えるためにも、風に気を付けてね!!!

 

Merry Christmas!!

 

 


 

「その英語、なぁ~んか変だよ」 - 1st –

 

一昨日(2013/01/09)の「スッキリ!!」の番組中、報道のコーナーで流れたニュース映像。

なんでも、アメリカで、宝くじが当たった男性が毒殺されたらしいという映像の中で、亡くなった方の同僚男性のインタビューに流れた日本語訳文が気になっちゃった…

 

男性のコメント:

"I just can't see it happened."

 

日本語訳文:

「事件を直視できない」

 

ん????  "see" = 「直視」?!?!

 

そりゃないでしょ

 

"see" という単語には「見る・見える」というもっとも一般的に知られている意味の他にも、「わかる・解する」といった意味もあるんです。

 

だからここは:

 

「どうしてこんなことになったのかわからない」

 

と訳しましょ♪

 

こういう誤訳や変な英語…

けっこうあるんだよねぇ

 

「なぁ~んか変???」はシリーズ化します♪

 

(できるかな^^;)